こんにちは。お腹いっぱいの状態で「ポメラ」触ってます。
昨日、人生で初めてバッティングセンターに行きました。
それまで僕のバッティングセンターのイメージは「不良が集まりガヤガヤ騒いでいる場所」というものでした。
実際は「DQNが集まりガチャガチャはしゃいでいる場所」でした。
イメージ通りの客層に逆に安心した僕は、アウェイにならぬよう少し目つきを悪くして店内を進んでいきました。
すると狭めた僕の視界にあるヤンキーが入りました。 そのヤンキーは、
「カーン!」
「カーン!」
「カーン!」
と次々と気持ちよさそうにボールを打ち込んでいるのです。打ち終わった後のヤンキーは天使のような優しい表情になっていました。
なるほど。
バッティングセンターというものが運動施設ではなく娯楽施設に判別される理由が分かりました。最高のストレス発散方法だったのです。
僕は自然とその天使が打っていた場所に入りました。{20球300円}僕は黙ってお金を機械に入れました。
すると数メートル先の画面に謎の男が現れました。不気味に全身を光らせる表情のない男。あの男がヤンキーを更生させた張本人です。
その発光ごくせん投手の動きが止まった瞬間、
「ポンッ!!」
という音とともにボールが発射されました。
速い。こんなにも速いものなのか。僕が最後にバットを振ったの
「ポンッ!!」
速い。考えているうちに球は次々と出てくるのか。僕が最後にごくせ
「ポンッ!!」
速い。20球300円という事は一球15円。僕が最後に15円を
「ポンッ!!」
というような感じで思考速度をはるかに超える球に僕はどうすることもできませんでした。
たまにバットには当たるのですが、かする程度で僕のストレスは発散されるどころか蓄積されていきました。
残り3球。
僕は入店からずっと狭めていた視界をついに解放する事を決意しました。
もうアウェイでもいい。
というより見た目100%元野球部がスカスカと、空振っているほうがアウェイではないか。
僕は周りにいたどの人間よりも大きく目を開きました。
ーーーーー5分後。ーーーーー
店から出た僕の目つきは悪魔の如く悪くなり、二度とバッティングセンターに行かないと誓っていました。
それでは。また更新します。