こんにちは。
私事ですが、9月16日に20回目の誕生日を迎えました。
成人です。
成人というのは一人前の大人のこと。
何かしらの問題が起きた時、冷静に物事を判断し対処できる人。
今回は「成人なりたて坊主」が何かしらの問題が起きた時、冷静に物事を判断し対処できなかった話です。
昨日、9月の20日(木)の午前5時頃の話です。
僕の住んでいる東京の中野坂上という地域は、燃えるゴミを出す日が、月曜日と木曜日になっています。
僕はゴミというものは【ゴミ箱のフタが閉まらなくなったら捨て時】と考えています。
「午前5時カップラーメン」という不健康活動を終えた僕は、そのゴミを捨てようとゴミ箱に向かいました。
するとゴミ箱のフタは、ゴミの入りすぎで【閉まらない】の上、【動かない】になっていました。
「捨て時」
「木曜日」
「そんな眠くない」
奇跡的にゴミを捨てに行ける3つの条件が揃いました。
僕は、強引にカップラーメンのゴミを押し込み、そして袋を結んで、ゴミ収集所に向かいました。
歩いて1分もしないうちに到着、あくびをしながらゴミ袋を収集所に置きました。
次の瞬間です。
「アンタだったか!!毎回、夜中にゴミを捨てていたのは!!!」
その怒声の主は、僕の後ろに立ち※大人の睨み方をしていました。
※ヤンキーのような睨み方ではなく、あくまで落ち着いていて蔑んでいるような睨み方。
女性で年齢は70代。説明は難しいが「THEおばあちゃん」のような格好をしている。
しかし、髪型は「THEおばさん」のような強めのパーマという不思議な構造。
【おばさんパーマおばあちゃんファッションおばあちゃん】は再び口を開く、
「アンタだったか!夜中にゴミを捨てちゃダメなんだよ!!」
その一言で、次々と僕の中に感情が生まれました。
(まず違う)
(貴方が言っている『アンタだったか!』の”アンタ”ではない)
(それとハッキリと言わせてもらう、、、)
(午前5時は朝だ!)
(誰が何と言おうと朝だ!早めの朝だ!)
そこで僕はある事に気付く。
(ん?)
(嘘だろ、、、、)
(その手に持っているの、、、、、)
(ゴミ袋じゃないですか!?)
(ええええええええぇぇっ!)
僕の感情は整理がつかなくなりました。
気付くと僕は頭を下げ謝っていました。弱い人間です。
しかし、そのまま引き下がるほど弱くはないです。僕は聞きました。
「そちらに持ってらっしゃるのは、、、?」
あくまで下から、刺激をしないように急所をつく一撃。
おばあちゃんは静かに※メドューサの睨み方をしていました。
※コワい睨み方。
急所を突いたはずなのに笑うメドューサ。
目を見ていると身体は動かないし、不思議と強めのパーマも蛇に見えてきました。
そこで一言、
「これは夜中に捨てている人のゴミを猫とかが散らかすから、回収してるんだよ」
ただのいい人でした。
時間感覚のおかしい、ただのいい人でした。
僕は挨拶をして、赤くなった顔を隠すように素早く帰宅しました。
恥ずかしすぎた僕は、ゴミ箱のフタを閉めると同時に、この話にもフタをする事を決めました。
なんだこのオチ。
それでは。また更新します。